3人子持ち働く母の楽膳だより

0,2,4歳児3人子持ち働く母の東洋美です。中医学、薬膳を勉強中♪食べて健康になる、美しくなる、手当てになる食事を探求。簡単美味しいごはんで家族を健康に、子どものアレルギー、アトピー改善も目指して。食と健康を学ぶ場づくり画策中。

春わらべ歌を歌うように食べたいランチ♪

春のあたたかな陽射しに、心も身体も喜ぶようですね。

 

中医学では声は気のあまり、とされます。

気がめぐる春、気力もあげて、歌うようにほがらかに過ごしたいものです。

 

親子のわらべうたの会に、

ランチを作ってきました!

 

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今回のランチは、

中医学からみた春のからだと暮らし方をお伝えし、春にぴったりの旬な食材を使った内容を考えました。

 

中医学でみた春のからだ変化

春は暖かさで身体がゆるみ、冬に溜め込んだ毒素を排出します。春はデトックス、新陳代謝の季節です。やる気ホルモンと言われるドーパミンも自然に分泌が高まります。4月はなんだか新しいことを始めたくなりますね。

 

◎春にオススメの暮らし方

春の暮らし方は、緩めの服や軽い髪型で身体と心をリラックス、食事で気をめぐらせて、お花見して目を楽しませるのがオススメですよ。

暖かくなるので、早寝早起きができるようになります。夜更かしは控えましょう。

 

◎春のお手当ランチメニュー

新しい環境に緊張が続くことも。緊張による消化不良や、集まりごとで食べ過ぎの胃腸を、養い手当するメニューを考えました!

 

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【黒米と桜漬けのおむすび】

黒米は消化吸収を助け、元気を補い、血液を増やして巡らせてくれます。抗酸化作用も高いので、春のような若さを保ってくれますよ。

ごはんを炊くときに一掴みの黒米や雑穀を混ぜると、不足しがちなミネラルやビタミンを手軽に取り入れることができます。

 

【新じゃが、芽キャベツ、にんじんグリル】

新しい実りにはエネルギーがたっぷり詰まっています。じゃがいもは胃腸の働きを高めます。消化吸収を促しつつ、気力も補ってくれ、体力回復に。芽キャベツはビタミンU、キャベジン胃もたれ、消化吸収の改善に。にんじんは眼精疲労を癒してくれます。春は酸味が身体の調子を整えてくれるので、酢や柑橘類のしぼり汁をかけると◎

 

【スナップえんどうとアスパラの和え物】

シャキシャキとした食感、明るい緑色が春らしい和え物です。えんどうは身体を潤す働きがあり、母乳の出も良くしてくれます。アスパラガスは身体の余分な熱を取ってくれ、水分のバランスも整えてくれます。熱湯でサッと茹で、冷水に取り、水気をよく切ります。醤油1:酢1:ごま油1でタラを作り絡めています。この野菜たちの鮮やかな色合い、瑞々しさのように、お肌も美肌に!

 

【里芋の揚げ焼き】

里芋は泥つきのまま少なめの水で蒸し茹でし、冷水にさらしながら皮を剥くと、ツルリと剥けて、調理のハードルが下がります。

片栗粉をまぶし、フライパンに薄くひいた油で揚げ焼き。タレは味噌1:ねりごま1:みりん1を混ぜたものをジャア〜とかけて。海苔、ごまをつけても美味しいです。

 

お花見やピクニックでお弁当の出番が多いこの季節。

楽しく元気になるごはんをぜひお試しください♪

 

 

 

 

 

 

 

 

6年間3人の妊娠・授乳が終了して今思うこと

3番目の姫への授乳が、このたび終わりを迎えました。


姫は1歳11ヶ月。わたしは授乳はできるだけ長期間あげたいと考えていて。
免疫力や腸内細菌強化、顎の発達促進、歯並びをよくする、抱っこによるスキンシップ等、長期の授乳にはメリットもたくさんあります。

でもいちばんは、かわいいから、ずーっとだっこしてたいから、あげたいからあげるがいちばんの理由でした〜。

 

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◎卒乳の実際

しかし、仕事で保育園に預けていない朝夕夜間で5回程授乳に、夜間授乳で毎日睡眠不足。
わたしの体力限界で、貧血、めまい、不眠、疲労倦怠、やつれるは元々あったんですが、更に謎の首の腫れや微熱も出始め、いよいよやめることにしました。

最初は夜間断乳を試みたのですが、娘は超絶おっぱい大好き星人なので、何度もお話ししたのですが、夜だけやめる、という区別がどうにもつかなかったのですね。

結果、余計執着が増して、一緒にいる間はむしろずっとおっぱいから離れない。離すとギャン泣き。なので、意を決して完全断乳しようという運びになりました。
方法はオーソドックスに説明と、泣いても叫んでもあげられないんだ態勢で臨みました。


「ママ首いたいいたいなって、お薬飲んで治さなくちゃなんだ。ママも寂しいけど、おっぱいバイバイしようね。その分いっぱいぎゅーして、美味しいものたくさん食べようね」

という話をして、本人はうんうん相槌しつつ、でもおっぱいよーーー!!と泣いてを繰り返し、夜はおんぶしたり、とにかく付き添って共倒れ寝かして、1週間程やりとりして。。

最後は、娘と2人のとき、またおっぱいーーと泣き出したので、ひとしきりなだめて、

「きっき春だねぇ。きっきは春でこやぎ組(保育園のクラス名)のお姉さんになるね。こやぎ組はおっぱい飲むかな?おっぱいはひよこ組の赤ちゃんが飲むんだよね。きっきは赤ちゃん?お姉さんだね」

と進級に合わせて話して、
(センテンスごとに、本人がうんと言ってから話しました)

「おっぱいなくても、ママと美味しいもの食べよう!なに食べたい?」
「なっとう!」
で、納豆出したらにこにこ食べて、そのまま卒業しました。笑


◎卒乳への専門家のお話し

母乳外来の助産師によると、夜間断乳すると母乳分泌はどんどん減って、次第に出なくなる。けど、夜間あげると、夜間にホルモンが作られるので、いつまででも出るんだそうです。
最長6歳児にあげてる方がいたそうです。

娘を担当してる保育士によると、お母さんが揺らいで、やめると言ってるのに泣かれるからあげちゃうような、お母さんが揺らぐのが、子どもはどうしていいのかわからなくていちばんキツイ。やめると決めたなら、徹底してやめる、を敢行してくださいとのことでした。

まぁ、わたし揺らぎまくって、泣かれすぎて断念して授乳して、ってやりました〜笑
スマートでも面白おかしくでもないけど、わたしときっきとしてはお互いがんばったなぁ、ということで、よかったなぁと思います。


◎卒乳してみて

3回の妊娠、授乳をしていたこの6年間。
胎児はお母さんの食べたもので、赤ちゃんは母乳で育ちます。子どものいのちをすこやかに育むための食事を試行錯誤してきました。
食べ物の効能と危険。薬にも毒にもなる食事。
利便性と敢えて手間暇かけること。
それまで何の疑問もなかった食生活に、新しい価値を拓いてくれました。

寂しい気持ち以上に、これからやりたいことが溢れてきて、次の扉を開くことができそうです〜!

 

自分の血液である母乳を与えることは、やっぱりすごくエネルギーの必要なことで。
6年間分の睡眠負債が一気に解決して、休んだ分ちゃんと元気になれて、日を追うごとに身体が回復するのが嬉しい。

 

6年間も素晴らしい経験をさせてくれた子どもたちに、心からありがとう😊

 

 

マヤカカオを焙煎してチョコレートをイチからつくるWSで感じた本当の豊かさ

 

チョコレートワークショップの続きです。

 

○カカオ豆からチョコレートをつくる
メキシコからの直輸入された、マヤカカオを炭火で焙煎するところから始まりました!

マヤカカオはこちら
https://www.binchoutan.com/macrohealth/mayacacao.html

炭火を起こし温めるのに30分、焙煎は15分ほど。




カカオ豆は自然界で最も抗酸化作用が強いものです。
カカオ豆はテオブロミン、アマンナミドが脳を活性化し、宇宙とつながる感覚を引き起こします。

マヤ文明の王たちはカカオ豆をホットチョコレート(ショコラトル)にし、日に40,50杯も飲んでいました。当時で80歳を超えて生きたり、100人の子どもをなした例は、カカオ豆ときっても切り離せないのです。


一方で、カカオ豆、コーヒー豆、ダイヤモンドは世界三大搾取とされ、児童労働の温床になっています。

ハーシーやネスレのような大企業が、均一な農法や農薬で効率を最優先にし、カカオ豆を買い叩くことによって、日本で100円のチョコレートとなります。

カカオ豆を適正価格で買い取ることで、カカオ農家を経済的に自立させ、児童労働をなくすことができるのです。

取り扱うカカオ豆は、ジャングルの自然に即した方法で有機栽培されたものを、現地のカカオ組合と調整し、適正価格で入手しています。

メキシコのチアパース州。
シティから3日かけて辿り着く、美しい水とジャングルの中で、コミュニティで自給自足し、世界でどんなことがあっても影響されない、自然に即した持続可能な生活をしている村々で、カカオ豆を育てています。


カカオ豆を焙煎する香りは、甘く華やかで、でも穏やかな懐かしい香り。
1週間バナナの皮で包み、発酵させます。
発酵したカカオ豆は100種類以上の芳香成分が入っています。
香りは人間の心を落ち着かせ、普段眠っている脳細胞を活性化すると言われています。

 

カカオ豆を食べるとき、外皮を剥くのがチョコレート業界の常識ですが、
外皮に抗酸化作用、強壮作用が高いことがわかってきました。
なめらかさを追求して、外皮を落とすようになったそう。

玄米と白米の関係みたい!本当に栄養があるものは美味しいはずなのに、もったいないですね。


カカオバターのご紹介も。カカオバターは最も酸化しにくい。

保湿力が高く、紫外線もブロックします。

人間のリンパ液に最も近い成分構成なんだとか。
手に乗せて、とろけつつ、食べてもほんのり甘い。体内の有害物質を吸着し、排出する効果があるので、食べれば内側からも綺麗になれますね。

 

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焙煎されたマヤ・カカオは、チョコレートの華やか香り、豊かな旨味を携えていて、このまま美味しく食べることができました。
わたしはエネルギー不足のときに、このまま食べたい!

 

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カカオ豆80gに20gの砂糖を混ぜて、よめっこさんで撹拌。



撹拌の熱によって、カカオバターが溶け出し、冷えて固まり、チョコレートになります。
カカオ豆には40〜60%の油分が含まれています。
添加物は砂糖のみ。いちばんシンプルで、素朴なチョコレート。







2回目は朝摘みホーリーバジルと、穀物で唯一の生で食べられる蕎麦の実を入れて。

 

 

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一口食べただけで、肌が泡立ちました。
細胞が喜ぶような、爽快に華やかに脳を突き抜けて宇宙とつながるような、神々の食べものがあるとすれば、まさにこれか、、というお味でした。
食べたあとも、しばらく多幸感に満たされていました。

調子に乗って食べすぎた。。。帰り道は雲の上を歩いているように、ふわふわとしてしまいました。

ジャングルの恵みの中で自然に即して育てられたカカオ豆は、神々の食べ物と称されるほどエネルギーに溢れていました。

これが価値に見合った価格で販売されたなら、いやむしろ、スーパーフードとしての価格で販売したら、もっとカカオ農家は豊かになるのでは?と正直な感想をお伝えしたところ、

このカカオ豆を作っている農家さんたちは、自然と調和し、温かなコミュニティの中で、すでに十分満たされていて幸せですので…と。

わたし自身の欲の深さに気づかされました。

 

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素朴な見た目からは想像もできないほどのパワーを持ったマヤカカオ。

ぜひご賞味いただきたいと思います。

 

 

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脱・白砂糖から新しい甘味料を模索してカカオ豆からチョコレートをつくるWSへ参加してきました

 

食事が身体に与える影響を実感した経験に

白砂糖をやめたこと、があります。

 

 

妊娠するまでのわたしは、毎日チョコレート、お菓子、アイス、なにかしらの白砂糖を食べていました。

 

それまで白砂糖について、問題視どころか、全く気にしていませんでした。

毎日食べていることにも気づいていなかったくらいです。

 

助産院の食事指導で、とにかく白砂糖は冷えるから、安産したかったら絶対に白砂糖をやめなさいと言われ、そうなの?と思いつつ、やめることに。

 

が。それがキツイ。食べたい気持ちを堪えて、かなりがんばって、根性で、やめました。

 

そもそも白砂糖をやめるのに、根性が必要とは思っていなくて。

でも、食べずにいると、常にチョコレートやアイス、白砂糖のことを考えている自分がいて、食べないと落ち着かない。いつも口が寂しい。1年位思い続けて、でもとにかく買わない!食べない!と決めて、無理矢理やめたのです。

 

そしたら、なんとイライラや気分の浮き沈みが激減。

今までは疲れを感じる度にチョコレートを食べていたのが、そもそも疲れにくくなりました。

どうしてだろう?

 

と頭の片隅に思い続けていたところ、

プレマ株式会社さんの

焙煎から体験!マヤカカオから作るチョコレートワークショップ&代替糖の選び方講座―

にお誘いいただき、これは!と参加してきました。

 

○白砂糖はなにが問題視されているの?

 

まずはじめに、マクロビオティック料理教室運営者の方から砂糖についてのレクチャーがありました。

 

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20代で脳腫瘍ができた女性が、食事で改善したく、料理教室に問い合わせをしてきたそう。

女性は食事は普通だけど、毎日チョコレートを食べていました。

もしかすると、チョコレートが要因…?

とりあえずチョコレートをやめたところ、脳腫瘍が小さくなりはじめ、食事療法と合わせ、手術せずに完治したそう。

 

白砂糖はもっとも身体を冷やすそうです。

身体が冷えると、免疫力が落ち、ガン細胞が活性化します。

白砂糖をやめるだけで、冷えが改善されるとのこと。

 

マクロビオティックの考え方では、暖かいところで採れる食材は、身体を冷やす作用があるそうです。

サトウキビは南の地域の食べ物ですので、身体を冷やす作用があります。

さらに白砂糖にするため、ミネラル等を全て精製します。

 

砂糖は身体に入った時に、血糖値を急激に上昇させます。

血糖値が急激に上がると、身体は血糖値を下げなければとインシュリンを大量に分泌。

結果、血糖値を下げすぎてしまったり、インシュリンが常に出ている状態になり、糖尿病になるのだそうです。

 

そもそもですが、砂糖は昔、ジャムや砂糖漬け等、保存性を高める添加物として使われてきました。

少量ならば、問題ないのです。

砂糖は、本来は普段の料理に使う必要はないものなのです。

毎日チョコレート、毎日ケーキを食べて、砂糖を大量に摂取することが、身体の負担になるのです。

 

身体に必要な甘みは、和食で自然に取り入れているので、砂糖で摂っていく必要はないそう。


甘みは全体として身体を冷やすので、

甘味料を取り入れるなら、血糖値を上げすぎない甘味料が望ましいということです。

 

とはいっても、晴れの日、華やぎたいときの砂糖、欲しいですよね。

誕生日にケーキ、やっぱり食べたいなぁと。

 

そこでオススメな代替糖は、

白砂糖よりも血糖値の上昇がゆるやかな以下の甘味料です。

 

○黒糖

○メープルシュガー

○米飴(米由来100%の甘味料)

○甘酒

○アガペシロップ

 

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わたしは特に玄米甘酒が響きました。

一口食べただけで、かーっと温まる。

これは用意しておきたいと思いました。

 

ちなみに、液状のものを煮詰めて顆粒にしているので、栄養価はほぼ変わらないそうです。

 

このレクチャーで、白砂糖が身体を冷やす理由を全体的に理解できました。

ただやめる、我慢するでなくて、身体に比較的優しい代替糖をご案内頂けたのも、嬉しかったです。

甘いものは基本冷えます。
どんなに良いものでも、摂りすぎは身体に負担になるので、御用心ですね。

 

プレマ株式会社さんの代替糖シリーズはこちらのサイトでのぞいてみてください。

https://www.binchoutan.com/index.html

 

 

ちなみに、プレマ株式会社さんのプレマルシェジェラテリアのアイスはてんさい含蜜糖を利用しています。
アイスクリーム食べ放題に通う女性が通常20個食べたら手が震えだすのに、

こちらのジェラートは28個食べても震えなかったそう!


甘味料だけでなく、食材も厳選、むしろ元気に綺麗になれそうなジェラートで、わたしも安心していっぱい食べよう…!と思いきや、不思議と適量で充分満たされます。

 

子どもたちにお土産したら、秒で完食されました。。。

 

https://gelato.organic

 

後半に続きます。

 

 

 

 

 

 

薬膳を学び始めて、お灸講座で季節のお野菜ランチを作るまでの物語

 

 

薬膳の知恵を小さなお子さんを育てるお母さんに伝えたい!と思い立ち、お灸講座で季節のお野菜ランチを作るに至るまでの想いを綴ります。

 

なぜ薬膳なんだろう?

薬膳ってどんなもの?

これから薬膳でどんなことするのかな?

 

長くなりますが、お伝えさせてください。

 

 

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◎なぜ薬膳なんだろう?

 

3人目の産後、わたしは出産と育児の疲れ、慢性的な寝不足で、ありとあらゆる不調に見舞われていました。

 

不眠、貧血、めまい、しびれ、頭痛、腰痛、食欲不振、痩せてやつれる、生理の出血が止まらない、倦怠感、焦燥感、イライラ。

 

育児が辛いし、老け込んでみえるし、毎日が楽しくない。

 

大丈夫かな!?自分!?

そんなとき、ふと薬膳をやろう、と降って来たのです。

3度の妊娠出産で、マクロビオティック野口整体鍼灸、テルミー、アロマ、ホメオパシー、ヨガ、漢方、冷えとりを生活の中にゆるく取り入れてきたのですが、薬膳は全くの未知の世界。

 

 

調べたら、たまたま隣駅に、ものすごく素敵な薬膳教室があることを発見。

時間やお金もろもろの調整もピタリとついて、アレヨアレヨと入学しました。

 

ちょいっと飛び込んだ薬膳の世界。

この後様々な局面で、出会うべくして出会ったと気づくことになります。

 

 

 

◎薬膳ってどんなもの?

 

薬膳とは、中医学に基づき、生薬や食材を組み合わせた食養生の方法です。

 

わたしの通う薬膳教室では、まず中医学の身体の捉え方を学びます。

 

わたしの産後の不調や長年の体質も、中医学的にずばり説明がつき、そうかそうか!そういうことか!と納得。今までばらばらと理解していたものが、一つの箱に納まるような感覚でした。

 

中医学的に、今の自分がどんな状態なのか。

なにが必要で、なにを取り除くとよいのか。

どんなふうに生活するとよいのか。

 

中医学、薬膳の知識を自分の体調と照らし合せて、日々の食卓、生活に取り入れはじめました。

 

薬膳料理って、食事に漢方を入れたり、特殊で高価な食材を使うのかなと漠然と捉えていたのですが。

これは全くの偏見でした。

 

薬膳は、旬の食材を中心に、その人の体調に合った食材と調理方法であれば、どんな食材も薬膳になりえるのです。

 

今日は山芋をすりおろしでたっぷり食べよう。

今週は黒豆を炊いて常備しよう。

身体が冷えているから生姜を炒めて摂ろう。

金柑の旬のうちに生でまるごと食べよう。

 

ズボラで不器用で、料理は好きだけど不得手なわたしでも、そんな風にゆるく取り入れられました。

 

すると、一つ、また一つと、不調が治っていって。

みるみるうちに元気が出て来たのです。

 

夜眠れる。夕方にイライラしない。お腹がちゃんと空く。お腹の不調が解消する。ごはんが美味しい。お肌に透明感が出てくる。

焦ったり落ち込むことが減って、気持ちが落ち着いてきたら、なんか育児が楽しい!

 

朝、鏡に映る自分を見て、あ、今日いい顔してる!そんな日が増えて来たのです。

 

 

◎薬膳は学びながら実践していこう

 

薬膳には食べてはいけない食材はないんです。

大切なのは、その人に合った食材と調理方法であるかどうか。

薬膳はどこまでも自由。

薬膳は作り方もお財布にもやさしい。

薬膳はすぐ取り入れられてすごい効果。

 

育児家事仕事にと一生懸命に取り組み、エネルギーが必要なお母さんたちに、ぜひ薬膳を知ってもらい、食べて元気になってもらいたい。

 

薬膳を学ぶことと並行して、今のわたしたちお母さんの身体と環境のことも知って、本当に役立つものを届けたいと思っています。

 

まだまだ学び始めたばかり。

ドアを開けるとドアがまたある薬膳です。

学びつつ、伝えていきたいと思います。

 

 

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食べることでもっと健康で楽しく生きられるように。育児、働き方、パートナーシップ、そして薬膳とやりたいこと。

 

こんにちは。

3人子持ち働く母で薬膳勉強中の東洋美(ひがしひろみ)です。

 

このブログは、0,2,4歳児の3人を育てながら、料理の仕事で働きつつ、薬膳勉強中のわたしが、

 

手軽に手作りできて、心もからだも楽になる、

「楽膳(らくぜん)」

を考え、自分と家族、ご縁を戴いた人たちを幸せにしたく、はじめます。

 

究極に想うのは、

自分が健康で元気に溢れていたら、どんなことでも楽しく乗り越えられるということ。

 

わたしはわたしが食べてきたもので、

できています。

今日のわたしは昨日までのわたしが選んできたものの集大成です。

食べるものは、自分自身で選ぶことができます。

 

それって、明日をもっと幸せにするために、自分自身で必要なものを選べるということ。

 

今日の食べるものが、今美味しいだけでなく、明日も幸せにしてくれる。

そんな食卓が気負わずにできたらと願います。

 

と熱く語りましたが。

今のわたしの主旋律は2歳差の3人の子どもたちを育てること。

騒がしくて楽しくて超にぎやかな毎日の中で、
自分と家族の体調管理、育児家事、お金、仕事との折り合い、キャリア、夫とのパートナーシップや、家族との人間関係、もろもろ悩み迷う、いろいろな副旋律があります。

 

3人子持ちの日常のつれづれなるままに、つづれたらと思います。

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◎わたしはこんな人です

 

福祉系大学を卒業して、福祉専門職として就職。生活保護ケースワーカーとして働きます。(生活保護を求める人に生活保護費を計算したり、不正受給を取り締まったり、ゴミ屋敷を訪問したり、仕事を失った人に求人紹介したり、してました〜。)

 

結婚、第一子を助産院で出産。

「こんなに疲れた身体で産めると思ってるの!?お産を舐めないで!!!」と院長先生に叱咤激励され、勧められるままにマクロビオティックを実践。

食べること、身体の手当に初めて意識を向けるようになりました。

 

復職後、モーレツ働きながら妊娠した第二子は、切迫早産で休職。

手当を重ねてなんとかお腹に滞在してもらい、助産院で第二子児出産。

が、なんと産後子宮脱に。産後の養生のかけらもなく、長男の赤ちゃん返りと赤ちゃん育児に振り回されまくります。

このお産の前後で、突然第一子に原因不明のアレルギー性皮膚炎、アトピーが発症。搔き壊しと夜も眠れぬかゆみとの戦いが始まります。

 

二児の育児の大変さと長距離通勤の働き方の見直し、やりたいことに挑戦したく、公務員を辞めて子育て支援NPOへ転職しました。

 

転職したと思ったら、第三子を妊娠出産。

第三子育休中に、悪化の一途を辿っていた長男のアレルギー性皮膚炎に向き合うことを決意し、脱ステロイド、抗ヒスタミン薬、そして漢方を始めます。

中医師からアレルゲン食材、添加物、白砂糖、小麦、化学物質を控えるよう勧められ、実践し始めると、食べ物に寄って肌の状態が如実に変わることを目の当たりにしました。

中医学、漢方、そして薬膳に惹きつけられたのです。

 

三回目の復職時、相談員の仕事は24時間365日コミットする仕事だったため、子どもと過ごす時間優先の働き方、食に関わる仕事をしたいと思い、保育園での調理の仕事へ異動し、現在に至ります。

 

今は働きながら、育児家事に目を回しながら、薬膳の勉強と日々の食卓で実践しています。

 

◎あなたの力に、ほんの少しでも

 

このブログは、

〇食と健康を考え薬膳を取り入れながら、日々の食卓での実践録

◯2歳差の幼い3人と、働く両親の暮らしにおける試行錯誤と悲喜こもごも

アトピー長男の夜も寝られぬかゆみ対決事例と経過報告

◯20代で3人子持ち。子育てとキャリアの葛藤

◯夫婦それぞれの夢を叶える試行錯誤のパートナーシップ

◯赤ちゃんも大人もおんなじごはんがいい。超簡単レシピ

などなど、そんなことを綴る予定です。

 

子どもは待ったなしで日々育つ。

決断して、とにかくやるしかない。

今日がいつも最前線ですね。

今日もお疲れ様です。

 

今日のわたしのあれこれが、明日のあなたの気持ちをちょっと軽くしたり、できれば手間のひとつでも省けますように。